昨年、定年前に会社を辞めたんだけど、理由のひとつは体調不良かな。昨年春から初夏はコロナの影響でテレワークや外出自粛のための運動不足も相まって、腰痛に悩まされていました。
私はもともと腰痛持ちではあるのだけれど、長い付き合いなので対処法は心得たものでした。ところが想定外の腰痛というか神経痛がやってきました。
左臀部の奥が痛み、左腿の表側がビリビリしびれるのです。椅子に座っていられない。移動は足を引きづって。今までの経験のない痛み。
仕事にも支障がでて、そのとき3件の提案書作成を抱えていたのですが、痛みで椅子に座っていられなくて作業が遅れて、なんとか仕上げたのですがコンペなので3件とも負けて売上にはなりませんでした。
整形外科では、腰痛は手術が必要な場合以外なにもしない
いつもなら鍼とか整体に直行するところですが、まずは病院に行ってレントゲンを撮ってきました。医師の見立ては「腰の悪い人の画像だがそれほど悪いというものではない、鎮痛剤とシップ出すので様子を見て。」というもの。
よっかた。とりあえず大きな病気ではない。でも鎮痛剤もあんまり効かないくらい痛かったのです。鎮痛剤の飲みすぎで胃も痛くなっちゃって、痛いところが増えちゃった。それに冷やしたらよけいに痛くなるんでシップもあてる気になれない。
実は私は昔一度だけブロック注射をしたことがあるのだけれど、その時に決意したのはもう2度とこの注射はしないということ。でも今回はペインクリニッックのお世話になるかもと思っていた。
腰痛は鍼や整体、マッサージが効く
ペインクリニックの前に、まずは鍼治療と整体治療です。鍼は2回目で痛みは1/3くらいに軽減しました。その後いつもお世話になっている整体治療院で筋肉のもみほぐしをして、やっと痛みがほとんど取れました。
治療院すごい。このとき知ったのですが、腰痛とかの痛みは筋膜が関係しているらしいです。調べると「筋膜リリース」という言葉が出てきました。だから鍼やマッサージが効くのか~~~。あーもう迷わない。
Wikipediaによると
筋肉を包む筋膜にシワができたり固まったりすると、凝り(肩こりなど)の症状を引き起こすことがある。古くから行われている鍼や按摩、指圧、マッサージは、それらの筋膜を正常な状態にしていた可能性がある。筋膜の医学的研究は発展途上ではあるが、近年研究が進み、医学的に原因不明とされている疼痛の治療の研究が進む可能性がある。
体調不良によって、あきらめがついた!
腰痛の原因が会社のストレスなのか運動不足なのかどっちにしても、私はこのままでは幸せではない。腰痛が良くなったと思ったら、口の中がしょっぱく感じる味覚異常がでてきた。なんかどんどん具合悪くなって辞める理由を自分が用意しているみたいな・・・
会社に貢献する力が無くなったのに頑張っていっぱいいっぱいで生きるより、収入は少なくなっても身の丈にあった仕事をして、家族とのひと時や生活を心から楽しみたい。うんと節約してお金の考え方の方向転換ができれば、やっていける。
長かった会社員生活を中断するのは怖かった。貧乏になる、人間関係が無くなる、無能がバレる、新しい仕事のハードル、習慣を断ち切るのは苦しい。
そんなネガティブな思いの裏側では、新しい希望がメラメラと燃え始めていました。長い休暇がとれる!新しい事を勉強できる!今まで出来なかった事ができる!子どもの頃、夢だったことに挑戦してみようか!どうにでもなる!なんとかなる!