日々のこと

はっきり言ってくれる友人は大事

アフロヘアの友人

雇われ人で貯蓄が苦手な私、商売人で貯蓄上手の友人

見習わなきゃならない友人の話をします。S氏とします。彼はリフォーム関連の自営業をやっています。BtoBが多いようで、繁盛していて仕事を断ることもあるようです。現在たぶん41歳ですが、50歳までには働かなくても生活できるように資産を増やして、リタイアするそうです。お金を貯めて不動産資産を増やしているのだそうです。

私とは仕事の考え方、お金の使い方が全然違います。

私と言えば、昨年までずっと会社員で会社のために成果を上げて一定の給料をもらう生活。使われる身としてのストレスはあるけれど収入は安定していて、ストレス発散や欲しいものにお金を使っちゃう人。高額のものはローンを組めばいいし、給料は使い切ってしまい、なかなか貯金ができない。

S氏は人に使われるのが苦手なタイプ、入社した会社の非効率な部分が気になってしまうのね。会社勤めしても自営しても、しっかり貯金して、高額な例えば車なども現金で購入する人です。

大学生のころから商売人だった友人

S氏と初めて会ったのは、今から20年以上前、S氏は大学生でした。私の担当する取引先から懸賞はがきの集約を頼まれて、集約作業のアルバイトを5人くらい雇ったのですが、その中の一人がにS氏でした。

大学生のS氏はたんぽぽの綿毛みたいなアフロヘアスタイルでヒゲをはやしていて、私はひそかにボンバーヘッド君とあだ名を付けていました。

作業は結構時間がかかって、雇ったアルバイトの人数と契約時間内では終わりませんでした。

するとS氏が「さとけいさんは見通しが甘すぎます。この作業の予算はまだあるのですか?タイムリミットは?知人をあたって、すぐに数人増員できますよ。」と言ってきたのです。ただ言われた事をやればいいアルバイト的ではなく、関わったことを自分ごととして心配する態度にびっくりしたのです。ふざけた風貌なのに。

ボンバーヘッド君の考え方を見習います

それからアルバイトが必要な時はS氏に連絡を取るようになりました。広い人脈を持っていて、仲買ぽい事をやっていたり、他の学生とは違う感覚を持っていました。

大学在学中から、事業をするから名刺を作ってと(広告会社なので)発注してきました。そんな感じで細く長く付き合いが続いているのです。

そして先日、S氏から私の退社を知って電話がありました。

S 氏「老後の事、ちゃんと考えているの?そんなに甘くないよ」「こんな仕事があるけど興味ない?」「自分の資産をどう増やすかって考えなきゃダメだよ」「働かないで収入を得る方法だってあるよ、最初はたいへんだけど」

心配してくれてありがたいです。そうゆう話題、普通の友達は踏み込んできません。

彼は今でも「さとけいさんは見通しが甘い」と見ているんだな。私って、そうかな?でも、そうなのかも、私は見通しが甘いのかも。今まで気づかなかったけれども。

そういえば、いろんなお陰様で今まで生きてこれたのだから、これからもなんとかやっていける、そんな楽天的なところが私にはあります。周りからすると、おいおい大丈夫かよって感じなのかも知れません。

遅ればせながら、今後は仕事の仕方やお金の使い方を、変えていきます。

 

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